榴岡天満宮

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神式葬儀

神式葬儀

日本固有の葬儀は『日本書紀』の一節に、伊弉冉尊が神去りまして魂を慰めるには花を供え歌や舞をして祭るとあり、また『古事記』には天若日子の葬儀について記され、喪屋を建て八日間の殯(もがり・棺に仮安置し別れを惜しみ霊魂を慰める事)をしたとの記述がある。これら古事記や日本書紀は日本最古の歴史書としてしられ、日本独自の葬儀形態を表すことを示すものである。しかし仏教伝来以降、急速に仏式の葬儀が普及した。さらに江戸時代になると、キリシタン対策のための寺請制度(てらうけせいど・必ずどこかの寺に所属しなければならない制度)により、神職といえども一般の人たち同様に仏式の葬儀が強制された。だが江戸時代の中後期になり、だんだん復古思想(日本民族固有の精神に立ち返ろうという思想)が台頭し日本古来の神葬祭の研究も行われるようになり、神道の葬儀を求める運動(神葬祭運動)がおこり、その結果、幕府は許可状のある神道者とその嫡子にのみ神葬祭を行うことを許可した。明治政府になると宗門改めの制度が廃されたが、明治から終戦まで官国弊社の宮司は葬祭に関与してはならず、喪家において大いに不自由を感じさせ神葬も自ら減少するようになった。しかし終戦により官社、民社の区別無く宗教法人となった現在ではすべてこれに関与できるようになったのである。

■神葬祭本儀

  1. 産土神社に帰幽奉告祭
  2. 通夜祭
  3. 遷霊祭
  4. 出棺祭
  1. 火葬祭
  2. 葬場祭
  3. 霊前祭
  4. 納骨祭

当宮では、連綿と受け継がれてきた『人を神として祀る伝統文化』である神道の葬儀を守り伝え、神社本庁の祭式に則り祭儀を執り行っております。

■玉串料

・一人奉仕 300,000円
・二人奉仕 500,000円

※雅楽付き 応相談